
| 2006/12/22 |
| マニアックな趣味 ――スピーカー |
私のスピーカーシステムは、4台のアンプによるマルチチャンネルアンプシステムです。 その中低音を受け持つスピーカーを変更するために、コイズミ無線に行きました。 それですすめられたのが、アルパインの17cmウーファーDLX-F17Wでした。 カーオーディオ用のユニット?と思ったのですが、出ていた音が良かったので購入しました。 それに気をよくして、サラウンド用のスピーカーシステムを作ろうとまた、コイズミ無線に行きました。 そしたら、以前も販売していたスピーカーシステムKB20-DLXFとそのプロ用ユニットを組み込んだシステムが比較できるように並んでいます。 音を聞いて、サラウンド用には少し大きいしもったいないと思いましたが、ユニットとボックスを買って組み立てることにしました。 後で知りましたが、親切に説明してくださった方は、小泉社長でした。 |
![]() 写真は、オーディオ装置のシステム全体です。 |
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スピーカーユニットとボックスだけを購入し、ネットワークやスピーカー端子などは別途購入しなければなりません。
近い将来、このキットが販売される予定とのこと。
今後の参考までに、私の組立完成までの一部始終をここにご紹介しておきたいと思います。 1.購入したスピーカーユニットとボックス アルパインのDLX-Z17WとDLX-Z30Tです。ウーファーとツイータの2ウエイです。 これに、専用ネットワークを一緒にしたものが、カーオーディオ用として販売されています。 |
![]() 購入品とスピーカーボックス |
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2.ツイータの取り付け 小泉社長からは、ユニットを取り付けるに当たり、木ねじだと積層部分からヒビが入るおそれがあるのでボルト止めにした方がいいとのアドバイスを受けました。 試聴用の展示品は、そのようになっています。これを実際に自分でやってみると大変でした。まず、下穴をあけるのに苦労します。 写真のように、下穴が凹みになってしまいました。また、片側のボックスの取り付け穴がいびつで小さくツイーターがつかえてしまいます。 大小いろいろなヤスリを購入し、取り付け穴を広げます。裏側に張り付ける金属の輪に開けてあるタップ穴とボックスの下穴の位置を合わすのが大変。 穴あけの寸法精度があまり良くないので、なかなか裏側の金属の輪にボルトが合いません。苦労して合わせると、今度はねじの長さが25mmでは足りません。 また、ホームセンターに走りました。最終的には、秋葉原の西川ねじに行き、ステンレス製の六角穴付きボルトに変更しました。 製品化するのなら、この部分はあらかじめ販売店の方で加工済みにしておくべきでしょう。ツイーターの取り付けだけで丸二日かかってしまいました。 |
![]() ツイータ取付穴 |
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3.ウーファーの取り付け ウーファーも爪付きナットを利用してボルト止めにしました。このとき、下穴を広げようとして、少しヒビを入らせました。 ここもボルト止め用に金具と下穴の前処理をしてあげておくべきです。 スピーカーユニットの取り付けに当たっては、ウレタンフォームを穴の周囲に貼り付けました。 ウーファーの下穴加工とボルト類の購入で、一日がつぶれました。 |
![]() ウーファー取付穴 |
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4.SP力端子の取り付け SP端子は、ツイータ用とウーファー用に別々に穴が空いているので、トリテックの高級品を購入しました。 端子間隔が少し広いため、ここもヤスリで穴を広げました。 端子盤を木ねじで固定するとき、下穴をあける際、一カ所に小さなひびが入りました。 |
![]() SP端子取付 |
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5.配線 配線は、後部バッフルが空かないため少し工夫が必要です。 まず、スピーカーユニットに必要な長さのスピーカーケーブルをねじ止めして、まず背面の穴からケーブルを出しておきます。 その後、端子盤にスピーカーケーブルを半田付けして最後に端子盤を取り付けます。 |
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6.吸音材の貼り付け ボックス内を前後につないでいる二本の梁にグラスウールを巻き付けました。(ウーファーを一度外します) これでスピーカーシステムは完成です。 マルチアンプ駆動ができるように端子は別々に出してあります。 |
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7.ネットワークの製作 小泉社長からいただいた専用ネットワークの回路図をもとに、低域は0.33mHの銅箔コイル、広域は3.3μFのフィルムコンデンサを直列に入れます。 固定基板は、4mmのバナナプラグを出し、これを足にしてSP端子に差し込み、固定することにしました。端子類は、すべて真鍮金メッキ仕上げです。 /td> |
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| ツイーターのレベルは、4.5Ωの抵抗を直列に入れるようにとのアドバイスを受けたので、 一応この定数でどのような周波数特性が得られるのかシミュレーションしてみました。計算からだけだとひどいディップが現れます。 これは、スピーカーのインピーダンスが一定だとしているからで、ウーファーのインピーダンスが周波数が上がるにつれ、 ヴォイスコイルのインダクタンス分によりインピーダンスが少しずつ上がる補正を入れて抵抗を1.5Ωにしてやるとディップが小さくなります。 最終的に、試聴により3.9Ωにしました。 |
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8.スピーカーシステムの特性 周波数特性を計ってみました。距離50cmの至近距離ではほぼフラットになっています。 15kHz以上は、マイクロフォンの特性です。試聴位置での特性も5kHzあたりからだら下がりで、再生音も女性ボーカルがきれいに聞こえます。 |
![]() 50cm周波数特性 ![]() 周波数特性試聴位置 |
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さすがに、ホーンスコーカーによる中高音に比べると明瞭度というか分解能が落ちるのが分かります。
しかし、この大きさにしてはその低音の充実感はすばらしいものです。高域の歪みもあまり感じません。
市販のペアで20万円から40万円クラスのシステムと比較しても、十分に渡り合えると思いました。
9.総合評価 小泉社長がお勧めするだけのことはありました。ただし、次の改良点が見つかりました。ツイーターの取り付け位置が微妙に違っています。 前面バッフルの斜面での反射を考慮していろいろ変えていると思われますが、統一しておいて欲しいです。 板が積層で構成されているので、穴あけの際ヒビが入りやすく、ここはすべて出荷前にボルト締め付けを前提に、加工をすませておくべきです。 いずれにしても、苦労はしましたが買って良かったといえるスピーカーシステムになりました。これをサラウンド用にどのように使うか楽しみです。 |
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