
| 2005/4/19 | |
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中国製真空管FU25J ――真空管マニアが作るパワーアンプ―― | |
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1982年に初めて北京に仕事で行きました。
そのとき、北京飯店のそばの王府井(わんふーちん)にある北京百貨大楼という、国内人向けの百貨店に、夕食後行ってみました。 その当時は、外国人は外貨兌換券を購入し、友誼商店で買い物をするのが一般的でした。 薄暗い照明の中に、送信用真空管がガラスのショーケースに大事そうに並べられていました。 細腕ほどもあるのは、購入しても使い切れないと思い、見覚えのある形の真空管を買うことにしました。 5本足のFU5Jと7本足のFU25Jという型番のものがあり、恐る恐る購入できるかと聞くと売ってくれるという。 当時、パワートランジスタは、中国の技術力が知られるとのことから、国外持ち出し禁止だったのです。 とりあえず足が多いFU25Jを2本購入しました。1本9,95元(当時約1300円)でした。 中国では、かなり高い買い物です。 |
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友好商社の駐在員には、 軍事目的にも使われる送信管が、税関で引っかかるかもしれないと忠告を受けました。
しかし、北京空港の税関検査では、無事X線検査を通過、何事もなく日本に持ち帰ることができました。
型番の25を頼りに類似管を探すと、1625という送信管があります。
これで、5本足が、UY-807だったと判明し、FU25Jは、ヒーター電圧が12.6Vの同等管1625でした。
私が購入したFU25Jは、8.9曙光と管壁に印刷されています。多分、1978年9月製だろうと勝手に思いこんでいます。
驚いたことに、曙光は国営の真空管工場で今でも真空管を作り続けています。 この真空管を使ってプッシュプルのモノーラルパワーアンプを設計して作りました。 同じ回路で、UY-807でもアンプを組み(回路図はここをクリック)、現在ステレオで使っています。 20年以上前の真空管がまだ現役で使えるなんて、とても愉快です。 |
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