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ご挨拶
(ア・メイズ代表 赤生一博) 光陰矢のごとしといいますが、本当に時間が経つのは早いものです。皆様には、毎日ご活躍のこととお慶び申し上げます。 おかげさまで、ア・メイズも2000年5月1日の会社創立以来、順調に業績を伸ばし、3年目を迎えることができました。これも、ひとえに皆様のご協力のたまものと感謝しています。 科学を通して、「なぜだろうと考えることの楽しさ」を味わってもらいたい。この気持ちを伝えることに力を入れてきたつもりですが、毎日の仕事に追われて、反省することばかりです。 今回お届けする「ア・メイズニュース Curious」は、私どもの活動をご紹介しコメントをいただく中で、常に初心に返って、今後の当社が歩むべき道を明確にする目的を持っています。 毎月行っている実験教室での子供たちの歓声や目の輝きを見たりすると、仕事に対する手応えを感じます。一方で、納品した科学展示装置の前で、こちらの意図とは関係なく、装置が壊れるほど乱暴に扱われている姿を見ると、新しい発想に基づく展示手法の開発が求められてもいるのだと痛感します。 21世紀を担う子供たちに、何が残せるのか。ア・メイズは「ア・メイズニュース Curious」を発行することで、皆様とご一緒に考えていきたいと思います。どうか、今後とも暖かいご支援を承りますよう、お願いいたします。 |
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活動その1「スライムを作ろう」
(新宿三井ビル一階 未来科学技術情報館) | |
毎月第2土曜・日曜日第4土曜・日曜日の2回、未来科学技術情報館では、キラりん実験教室が開催されます。小学校低学年は親子同伴で小学校高学年以上は、子供たちだけの実験教室です。参加希望者が多く、いつも抽選です。当社は実験テーマを提案し、教室の実施のお手伝いをしています。今回は、「スライムを作ろう」のテーマで、たらいの中でわいわいがやがやと材料をかき混ぜ、インクや蛍光塗料で色を付けて、それぞれ違ったスライムを作りました。 |
▲蛍光塗料入りスライムを紫外線ライトで光らせる |
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活動その2「ロボコップを作ろう」
(青森県六ヶ所村ショッピングセンター REEV内ウェスタ 実験教室エネランド) | |
▲ロボコップを操作して、コップを自分の陣地に持ち帰る |
青森県六ヶ所村ショッピングセンターREEV内ウェスタでは、毎月第三日曜日に実験教室を開催しています。毎月違ったテーマで、ものづくりを行いおみやげとして持って帰ってもらいます。壁際の棚には、完成品が置いてあり、実験教室が終わった後でも動かすことができます。 |
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活動その3 「サイエンスアートフェスティバル」
(三重県メナード青山リゾート) | |
ゴールデンウィーク期間中に、屋外で実験教室とイベントを行いました。実験教室では、「ジターリングを作ろう」と「風力モーターカーを作ろう」で屋外でもできる内容とし、青空の下、競技会も行いました。また、「エアードーム」と「ブーメラン」では、広い芝生の上で、子供たちが思いっきり体を伸ばしてイベントを楽しんでいました。 |
▲風力モーターカーの競技会 |
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活動その4 「今年も夏休みにむつ市でサイエンスショーを開催!」
(むつショッピングセンターアークスプラザ中央) 昨年に続き、むつ市での「サイエンス・ショー」が、本年もむつ市のアークスプラザ中央店で行われました。今年の催事全体のタイトルは、「ムーちゃんツーくん・冒険の旅〜ふれあいシーパラダイス〜」(青森テレビ、東京電力主催)。期間は8月17日から22日までの5日間。サイエンスショーのほかにも、炭電池やスライム作りなどの工作教室や、カニ・ホヤ・ホタテ・ウニ・ヒトで・ナマコなど、海の生物を実際に触ることのできる「タッチング・プール」など、催し物はとても盛りだくさん。その中のメインイベントを米村サイエンスプロダクションが担当。ア・メイズの杉木優子がそのステージに出演。「ブーメラン」と「声変わりハウス」を実演しました。 |
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ア・メイズが開発した実験装置 |
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移動式連続拡散型霧箱
ドライアイスを冷却源に使った、短期間イベント用の連続拡散型霧箱です。観察層は、50cm×50cmと大きく、4〜6kgのドライアイスを用いると自然放射線を朝の開館時から夕方の閉館時まで連続的に観察することができます。物理実験用教育機器に長く携わってきた私(赤生)にとって、霧箱の開発は、特に思い出の深いものがあります。最初の仕事は、高松高校におられた矢野先生による高温拡散型霧箱の改良でした。ドライアイスで下面を冷やすかわりに上面をヒーターで加熱し、いつでも放射線の飛跡を見ることができるようにしたものです。温度制御をすることで、安定して見えるようになりました。次に挑戦したのは、ペルチェ素子で下面を冷やすものです。開発にあたって、ウィルソンの霧箱に関する当時の文献をいろいろ調べました。霧箱の中のアルコール過飽和層ができる条件を徹底的に調べたのです。ちなみに、ウィルソン自身は自分が考案した霧箱で実験はしていません。大学向け物理実験機器としての目途がついた段階で論文と特許を出しました。次の目標は、冷媒やドライアイスに変わるペルチェ素子を使った科学館向けの霧箱の開発です。 | |
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舞い落ちる雪
ア・メイズの杉木によるオリジナル作品です。塩化アンモニウムの飽和溶液を徐々に冷却していくと、溶けきれなくなった塩化アンモニウムが結晶となって析出します。結晶は、落下するに従ってだんだん大きくなり雪のように降り積もります。科学の美しさをさりげなく見せてくれます。2001年7月篠山チルドレンズミュージアムに納品しました。 |
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| 赤生 一博のサイエンスコラム 〜デカトロン計数装置〜 | |
| この計数装置は、廃棄処分の際に譲り受けたドイツの教育機器メーカー、ライボルト社の製品です。学生時代に初めてこの装置を使って放射線の計測を行い、その後装置の修理を担当の先生に依頼されたとき、内部を開けて感動した記憶があります。在学中ドイツの教育用物理実験器械を、自由に使わせていただき、教育機器としての性能の高さはもちろん理解していましたが、工業用計測器のような整然とした配線と筐体の組み立て方に、ドイツ人の仕事に対する厳しい姿勢を感じることができ、卒業後は、日本の教育機器メーカーに勤めることにしたのです。幸い、入社後ライボルト社がケルンで開催する教師のための講習会に参加して、自分の目でライボルト社の教育機器が生まれる文化的背景を確かめることができました。その意味で、この装置は私にとって人生を決定づけた大事な宝物なのです。 |
▲ライボルト社の計数装置 (右端のデカトロン管は、NEC製に交換のため数字の位置がずれている) |
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